※2022/12/05 15:00

 自衛隊のサイバー防御抜本強化のための具体策が5日、明らかになった。2027年度までに、サイバー攻撃に対処する人員を2万人規模に拡充し、サイバー防衛隊を中心とする専門要員を4000人規模とする。複数の政府関係者が明らかにした。

 防衛省によると、自衛隊のサイバー対処要員は現在、3月に発足した「サイバー防衛隊」約540人と、陸海空各自衛隊の専門要員合わせて約890人。23年度から5年で同隊などの専門要員を4000人規模に拡充する。

 同省では、23年度に陸上自衛隊の通信学校(神奈川県横須賀市)を「陸自システム通信・サイバー学校」に改編し、指導役を担うサイバー教育部を新設する。陸海空の各自衛隊から人材を受け入れ、専門知識を教育する。

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読売新聞オンライン: 防衛省、サイバー攻撃の対処人員2万人に拡充…中露念頭に「能動的サイバー防御」強化.
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221205-OYT1T50101/