藤田大道2022年12月11日 22時15分

 茨城県議会議員選挙(定数62)が11日に投開票された。県西部の常総市・八千代町選挙区(定数2)では、自民現職の飯田智男氏(63)と自民現職の金子晃久氏(38)が議席を守り、無所属新顔で元常総市職員の柴典明氏(63)は敗れた。

 常総市・八千代町選挙区は、当選15回を数え、かつて「無敗の男」の異名をとった立憲民主党の中村喜四郎衆院議員(73)の地元・茨城7区に含まれる。中村氏の秘書を26年務めた飯田氏に対し、中村氏が対立候補の柴氏を全面的に応援したことで注目されていた。

 茨城県議選は、各党が来春の統一地方選に向けた試金石と位置づけていた。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題や相次いだ閣僚の辞任などによる岸田政権の支持率低下が、どの程度、影響を及ぼすかが焦点だった。(藤田大道)

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