2022年12月12日

 おばあさんが庭でお掃除中、ずっとそばで見守っていた小型犬。ほうきを置いて、椅子に腰かけようとしていたその動きを見逃さなかった。

 おばあさんが椅子に座りやすいように、犬は椅子を押して、おばあさんがちょうど座りやすい位置にくるように調節したようだ。

 犬はおばあさんが間違って転ばないように機転を利かせたのかもしれない。すこしでもおばあさんの役に立ちたかったのかもしれない。だとしたらすごくやさしい世界だ。





おばあさんの椅子の位置を調整する犬

 おばあさんはほうきをもって庭のお掃除をしていたようだ。毎日の日課なのかもしれない。犬はおばあさんのそばでずっと見守っている。

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 おばあさんがほうきを置いて、ピンク色の椅子に腰かけようとした。

 その瞬間、犬は椅子を押して、おばあさんのお尻の位置に合わせて椅子の位置を調整しようとする動きを見せた。

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 小さな体で転がりながら、なんとかおばあさんがすぐに座れる位置に椅子を置こうとする犬。おかげでおばあさんはすぐに椅子に座ることができたようだ。

 犬は安心して、椅子に腰かけたおばあさんにじゃれつきはじめる。

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 もしかしたらこのおばあさん、以前、椅子に座ろうとして転んじゃったことがあるのかな?

 犬はそれを覚えていて、おばあさんのことを守ろうとして椅子を動かしはじめたのだとしたら、めがしらが熱くなる物語だ。

https://karapaia.com/archives/52317881.html