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30日に行われた超党派の「日本ウイグル国会議員連盟」の総会には、
中国当局に不妊手術を強制されたウイグル人女性、ケルビニュール・シディクさん(53)も出席した。
自らの凄惨(せいさん)な体験や強制収容所の実態について証言し、
日本政府や与野党議員に対応を求めた。

中国・新疆ウイグル自治区の区都ウルムチ市内の小学校で中国語の教員をしていたシディクさんは、
2017年3月から12月にかけて、ウルムチ郊外の2カ所の強制収容所で中国語教師として働かされたと説明。
その間、幾多の非人道的な犯罪や、人の命を奪う行為を目撃したと語った。

2カ所のうち女性専用収容所に入れられていたのはほとんどが18歳から40歳の女性で、
全員が毛髪をそられていた。
シディクさんは女性たちが日常的な肉体的・精神的拷問に加え
「性的暴行を受けていた」と証言し、「女性たちは正体不明の薬を定期的に飲まされ、
ほとんどは生理が止まるが、それが原因で出血が止まらず、命を落とした女性を何人も見た」とも語った。

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産経新聞
https://www.sankei.com/article/20220930-X52R4QQPLBPJFCXVQWJZSR6XJI/