毎日新聞が17、18日実施した全国世論調査では、携帯電話での回答者602人に、今年もっとも印象に残った人物の名前を1人挙げてもらった。トップは7月の参院選投票2日前に凶弾に倒れた安倍晋三元首相で、20%に当たる119人が名前を挙げた。

 安倍氏のほか、15人以上が名前を挙げた人物は次の通り。大谷翔平選手(米大リーグ・エンゼルス)=54人▽ゼレンスキー・ウクライナ大統領=50人▽プーチン・ロシア大統領=25人▽安倍元首相を殺害した容疑で逮捕された山上徹也容疑者=16人▽岸田文雄首相=15人▽森保一サッカー日本代表監督=15人▽村上宗隆選手(プロ野球ヤクルト)=15人。

 携帯電話回答者には、今年1年を表すのにふさわしいと思う漢字も挙げてもらった。トップは35人が挙げた「乱」で、日本漢字能力検定協会が「今年の漢字」として発表した「戦」は26人で2位に入った。以下、「苦」22人▽「耐」22人▽「貧」17人▽「迷」14人▽「変」13人▽「病」11人――と、暗い世相を映す漢字が続いた。【野原大輔】

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