米国は中国での新型コロナウイルス感染急拡大でウイルスに新たな変異が生じる可能性を懸念している。

中国は流行を封じ込めてきた「ゼロコロナ」政策の緩和の影響に引き続き取り組んでいる。

米国務省のプライス報道官は19日の記者会見で、「中国の現在の感染状況に関して、対策が講じられるよう望む」とした上で、
「ウイルスが野放し状態で拡散する場合、変異が生じてあらゆる地域の人々への脅威になり得ることは分かっている」と述べた。

中国は西側諸国より巧みにコロナに対処してきたと数年にわたって主張してきたが、
各都市はコロナ流行の波を目の当たりにしており、政府が実際の死者数を隠蔽(いんぺい)しているのではないかとの懸念が強まっている。

19日には警察と警備員が北京の火葬場から記者らを排除した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-20/RN5U4SDWLU6B01

上海の発熱クリニックに患者を搬送する医療スタッフ(12月19日)
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