※2022年12月21日 16時00分 (12月21日 16時20分更新)
中日新聞

 ロシアの文豪レフ・トルストイ(一八二八~一九一〇年)の玄孫(やしゃご)で、プーチン政権の文化・言語政策の重鎮、ウラジーミル・トルストイ大統領顧問(60)が本紙のインタビューに応じ、ウクライナでの「特別軍事作戦」はロシア語を話す人々を保護するため不可欠との考えを示した。

 ートルストイは世界で絶大な人気を誇る。
 トルストイはクリミア半島に出征した経験があり、人が人を殺す恐ろしさを目の当たりにし、戦争が生み出す苦しみを痛感した。こうした苦悩は小説に映し出されている。彼は戦争が正当化できないものだと考えたが、ロシアの利益や将来についても常に懸念していた。結婚して十三人の子をもうけ、伝統的な家族観を重視した。同性愛など性的少数者の権利を叫ぶ今日の欧米社会を見たら、さぞ嘆くだろう。
 ーロシアが軍事行動を起こしてから、各国でロシア芸術の公演を控える動きが出ている。

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