沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の領海に侵入している中国海警局の船について、第11管区海上保安本部(那覇市)は25日、領海内の連続滞在時間が2012年の同諸島国有化以降で最長だった7月の64時間17分を超えたことを確認した。

 11管によると、今月22日午前9時34分頃、沖縄県石垣市の同諸島・大正島沖の領海に中国海警局の船2隻が侵入。この2隻は領海を退去したが、その前の23日午前、さらに別の2隻が同島沖の領海に相次いで侵入した。

 22日午前9時34分頃を起点とした滞在時間は25日午前2時頃に最長となり、同日午前5時現在も2隻は同島沖の領海内を航行し、滞在時間は67時間を超えた。

 海上保安庁の巡視船が領海から出るよう繰り返し求めている。

12/25(日) 9:07
読売新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bcd8e18a3836d1a000eeffa7e96c81c56429059