愛知県の岡崎警察署で、勾留されていた男性が死亡した問題で、署員が男性に対し、弁当を裏返して提供するなどの行為をしていた疑いがあることがわかりました。


 先月25日、公務執行妨害の疑いで逮捕された男性が、岡崎警察署の留置場でのべ140時間にわたり手足を拘束されたあと、今月4日に死亡しました。

 幹部を含む複数の署員が、男性に蹴るなどの暴行を加えていたとみられています。

 警察関係者によりますと、このほか、署員が男性に対し弁当を出す際に、中身をふたにひっくり返して提供した疑いや床にこぼれた水を飲むよう指示していたとみられる様子が、監視カメラに映っていたことが新たにわかりました。

 愛知県警は、特別公務員暴行陵虐の疑いも視野に署員らから、これらの行為をした理由などについて聴いています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea7e6ace6891abd2d7c2a433c059770660e8f9f