新型コロナへのさらなる制限緩和を決めた中国で、衛生当局の専門家が「大規模な重症例や死亡例は起きていない」という分析を示しました。
SNSなどでは批判の声も出ています。

中国のコロナ対策専門家チームのトップを務める梁万年氏は国営テレビに対し、ウイルスの毒性や人々の免疫力などを総合的に考え、
「コロナに対する管理レベルを引き下げるのは適当だ」としました。

そのうえで「皆さんが恐れているような大規模な重症例や死亡例は起きていない」と強調しました。

ただしSNSなどでは、火葬場や病院での行列の映像が連日投稿されていて、
梁氏の発言には「データは正しいのか」「『大規模』とはどのくらいなのか」といった批判も起きています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000281482.html