ロヒンギャ難民船がインドネシアに相次ぎ漂着 ミャンマー脱出後各地で苦難続く
Newsweek2022年12月27日(火)13時40分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/post-100463.php
https://youtu.be/Fxvmuh-bncc
https://i.ytimg.com/vi/Fxvmuh-bncc/maxresdefault.jpg
詳しくはリンク先

<ミャンマーのクーデター、ウクライナ戦争の影で、ロヒンギャは今も流浪を続けて──>

ミャンマーの少数民族でイスラム教徒が多数を占めるロヒンギャ族は、
アウン・サン・スー・チー率いる民主政府時代から抑圧、弾圧を受け、国際的な人権問題として注目を集めた。
その後、2021年2月のクーデターで実権を掌握した軍事政権も敵視政策を続けて攻撃を続行し、
ロヒンギャ族の多数が隣国バングラデシュに避難して難民化している。その数は約100万人ともいわれている。
その後現在に至るまでもミャンマーからバングラデシュへの避難の動きは続いている一方、
バングラデシュの難民キャンプからよりよい環境、生活を求め粗末な船で海路を脱出する事例も相次いでいる。
(略)
■歴史的に差別を受けるロヒンギャ族
(略)
このようにスー・チーの民主政権、現在の軍事政権と政府は変わっても
ARSAやAAなど少数民族への差別、弾圧、攻撃は変わらず続いていることもミャンマーの治安悪化を招く要因となっている。
(略)
■さらなるロヒンギャ族難民船が漂着
(略)
こうした状況のなか、12月26日にはアチェ州ピディ県ウジュンパイ村の海岸に新たな船が漂着し、ロヒンギャ難民185人が保護された。
(略)
11月末にバングラデシュを出発し航海中に20人が死亡、遺体は海中に投棄したと証言しているという。
185人は男性成人が83人、女性成人が70人、子供が32人となっており、
行方不明の難民船との関係を現在国際機関や人権団体が確認中という。
(略)

関連
強要された? バングラ政府のロヒンギャ移住計画にきな臭さ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95205.php
https://youtu.be/PW2-nlnKEwg
https://i.ytimg.com/vi/PW2-nlnKEwg/maxresdefault.jpg