企業などから寄付された食料品を提供する「フードバンク」に取り組んでいる認定NPO法人
「セカンドハーベスト名古屋」(名古屋市北区)が31日、生活困窮者らの支援団体に向け
新年用のおせち料理を提供した。

 地元の総菜メーカーで使われなかったおせち食品約1・6トン分の寄付を受け、ボランティアら17人が
黒豆やなます、昆布巻きなどを仕分けした。ウクライナ侵攻の影響などで物価高が進む中
「新しい年の始まりに、お正月の食事を届けたい」と13団体に提供した。

 10年目の取り組み。路上生活者を支援する活動を行っている団体の女性は「ホームレスの皆さんにとって
物価高は切実。おせちで正月を迎えられるのはありがたい。世界に平和が訪れ、豊かな日本でも
食べられない人がいる状況が変わりますように」と話した。

 同法人は、寄せられた食料品…

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朝日新聞デジタル 斉藤佑介2022年12月31日 18時30分
https://www.asahi.com/articles/ASQD05H83QD0OIPE004.html