ツイッターは4日、「Colabo問題」がトレンド入りした。Colaboは虐待や性被害などを受けた少女たちの支援を行なっている団体、一般社団法人で仁藤夢乃さんが代表理事を務める。この団体が、不正会計などをしていたとして暇空茜さん(Twitterアカウント名)が東京都に住民監査請求を行っていた。

暇空さんは同団体の活動報告書の疑問点を指摘。人件費では、2020年から21年で通勤費は41万円から44万円と約1割増え、仁藤夢乃さんの給与も1200万円から1800万円に増えたという。不正会計、生活保護不正受給、公職選挙法違反などいくつかの疑惑を訴え、22年11月2日、暇空さんが東京都に住民監査を請求した。

 仁藤さん側が22年11月29日、デマや誹謗中傷を行っているとし暇空を提訴したが、12月28日、住民監査請求の結果が出され、監査委員はColaboの会計報告について「本件精算には不当な点が認められ、本件請求には理由がある」と暇空さんの不正会計の指摘が正しかったことを認めた。

1月4日、住民監査請求の結果が東京都から公式発表されることから、東京都の対応に注目が集まっている。

サンスポ 2023/01/04 08:56
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