使える粗大ごみ、メルカリで売ります―。自治体がフリーマーケットアプリのメルカリを使い、回収した粗大ごみからまだ使える家具やレジャー用品などを売っている。新型コロナウイルス禍をきっかけに自宅を片付ける人が多く、粗大ごみの回収依頼が増えた自治体もある。自治体には粗大ごみの販売で処理費用を減らせるほか、市民の環境意識を啓発できる利点もある。

 事業者が出品できるサービス「メルカリShops」を使った自治体による粗大ごみの販売は、2022年5月に愛知県蒲郡市と新潟県加茂市・田上町消防衛生保育組合で始まった。メルカリに手数料を払った残りは自治体側の収益となる。

23/01/04 15時50分共同通信
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