オミクロン株 XBB.1.5 感染力など特徴は 米で急増 国内への影響も NHK1月10日
https://xn--nhk-0k4bteyfmd3c.or.jp/shutoken/newsup/20230110a.html
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■オミクロン株「XBB」とは

オミクロン株の「BA.2」系統から普通に突然変異した。

■「XBB」免疫をすり抜ける力強い

・XBB株に対する中和抗体の働きは
 BA.5株に感染した人に対する場合の18分の1の働きしかない。
(人工的なBA.5株ウイルス感染に対する免疫反応)
(病気に対する抵抗力がゼロではなく少しは中和抗体の働きがある)

・XBB株に感染 肺の炎症や損傷
 以前のBA.2.75株と同じ程度(ハムスターによる実験)

佐藤教授は「これまで流行したウイルスの中で最も中和抗体が効きにくく、
感染のしやすさは高まっていると考えられる。警戒が必要なウイルスだ」と話しています。

■「XBB」からさらに変異した「XBB.1.5」株がアメリカで急拡大
「XBB.1.5」はほかの変異ウイルスと比べ感染を広げる力はより強いとみられるとして
ワクチン接種など基本的な対策を続けるよう呼びかけました。

■「XBB.1.5」株で第8波が長引くことも懸念

■国内第8波で死者が急増 その背景は
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230110a/img/pic_11425_2_0006.jpg

・死者数最多の理由
「流行しているウイルスの性質が変わったわけではなく、感染者数そのものが急増していることが背景にあると考えられる。
感染者として報告される人数は2021年夏の第7波を超えていないが、全数把握は完全には行われておらず、
実際にはすでに第7波のピークを超える過去最大の感染となっていて死者数も過去最多となっているのだと思う。
また高齢者の感染が多いことも死者数の増加の背景として考えられる。
オミクロン株対応二価ワクチンの高齢者での接種率は6割ほどと3回目までの割合に比べてまだ高くない」

・感染者数の今後の推移
「重症化した時に対応する医療機関のひっ迫も深刻になってきている。
行動制限のない年末年始で多くの移動や接触があったため増加傾向は今後も続くとみるべきで、
インフルエンザの同時流行といういままでに無かった事態にも直面していて、医療のひっ迫がさらに厳しくなっている」