【ワシントン=高見浩輔】米労働省が12日発表した2022年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が6.5%となり、6カ月連続で鈍化した。7%を割り込むのは1年1カ月ぶり。将来の景気の減速懸念が強まり、物価高が徐々に和らぎつつある。

上昇率は市場予想通りだった。「瞬間風速」を示す前月比も市場予想通り、0.1%低下した。エネルギーと食品を除いた基調を示す指数は前年同月比で5.7%上昇し...(以下有料版で、残り994文字)

日本経済新聞 2023年1月12日 22:34 (2023年1月12日 22:45更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN120520S3A110C2000000/