訪米中の浜田靖一防衛相は12日、ワシントン郊外の国防総省で、オースティン国防長官と会談し、
音速の5倍(マッハ5)以上で飛ぶ極超音速兵器を迎撃するシステムの開発に向けて、
耐熱性が高い素材技術や試験環境に関する共同研究を開始することで一致した。

また、装備品のサプライチェーン(供給網)を安定化させるため、日米が軍事物資などを相互に優先的に融通することを定めた文書に署名した。

会談では、安全保障関連の先端技術分野で協力を加速させる方針で一致した。

無人機(ドローン)が主体的に状況を判断して動くための自律型システムや、敵の無人機に高出力マイクロ波を照射して故障させたり
機能停止させたりする技術に関して、日米の共同研究を視野に協力を進めることも確認した。

https://mainichi.jp/articles/20230113/k00/00m/030/037000c