北海道の鈴木直道知事は15日、4月の道知事選に再選を目指して立候補する意向を表明した。1月中に記者会見を開く方針も明らかにした。公約は今後発表する。

札幌市内のホテルで後援会関係者と会合後、記者団に「北海道の未来を切り開くため無所属で出馬する。(記者会見では)道民にしっかりと私の思いをお伝えしたい」と述べた。前回2019年の知事選では自民、公明両党の推薦を得ている。

知事選は3月23日告示、4月9日投開票。立憲民主党など野党は支援団体と会議を設置して候補者擁立を模索している。自営業の門別芳夫氏も無所属で立候補する意向を示した。

鈴木氏は埼玉県出身の41歳。都職員時代の08年に夕張市に派遣され、11年から夕張市長を2期務めた。19年の知事選に出馬し、約162万票を得て初当選した。

日本経済新聞 2023年1月15日 13:11
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