中国外務省の汪文斌副報道局長は16日、先にワシントンで行われた日米首脳会談を受け、
「日本はかつて軍国主義の誤った道に入り込んだ」とした上で「歴史の失敗を繰り返す危険性が増している」と述べ、
日米が安全保障面で結び付きを強化していることに強く反発した。

汪氏は「日米は謀議して中国のイメージを損ない、内政に干渉し、発展を妨げようとしており、断固反対する」と表明。

「日本は緊張を誇張して軍備増強の口実を探しており、アジア太平洋地域に北大西洋条約機構(NATO)を引き込もうとまでしている」と不快感を示すとともに、
「アジア太平洋の安定を破壊する者は必ず域内国の強い反発に直面する」とけん制した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023011600894&g=pol