※1/17(火) 15:13配信
tysテレビ山口

山口県周防大島沖で航行不能となった海上自衛隊の護衛艦「いなづま」の事故について、護衛艦の運航に原因があった可能性が高いことが17日分かりました。

「いなづま」は10日、点検を終えての試験運転中に周防大島沖で航行不能となりました。

酒井良 海上幕僚長
「事故の原因が、艦の運航面にあった可能性が高いと認識している」

酒井海上幕僚長は装備機器や天候に問題はなく、運航に原因があった可能性が高いとした上で、原因を究明し再発防止に取り組みたいと述べました。

酒井良 海上幕僚長
「国民の皆さまにはご心配をおかけし、大変申し訳なく思っているとともに、防衛力の抜本的強化への防衛省・自衛隊への取り組みに水を差す結果となり、深く反省しています。海上自衛隊は海上保安庁の捜査、運輸安全委員会による調査に協力するとともに、海上幕僚監部に設置した事故調査委員会により、事故原因の究明・再発防止に取り組みたい」

「いなづま」は15日にえい航され、広島県尾道市のジャパン・マリンユナイテッド因島事業所に入っていて、引き続き、事故の調査などが行われる見通しです。防衛省などによると、浅瀬の岩などに衝突したことが原因とみられ、スクリューが正常に動かなくなり、船体にも亀裂やへこみが確認されています。

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/17d9ccdbe3030b29d84487ac7937b28206ccb4c8