朝日新聞 2023/1/19 18:59
https://www.asahi.com/articles/ASR1M6596R1MULFA00R.html

NTT東日本は19日、食料問題の解決策として注目されている昆虫食事業への参入を発表した。

食用コオロギを生産するベンチャー企業と協業し、AI(人工知能)技術などを生かした食用コオロギの「スマート飼育」の確立をめざす。

食用コオロギは、牛などの家畜と比べて少ないエサと水で飼育でき、環境への負担が少ないたんぱく源として注目されている。
ただ、えさやりやケースの清掃、空調管理などで人手がかかることが課題になっている。

NTT東は、徳島大学発のベンチャー「グリラス」(徳島県鳴門市)と組んで、今月から東京都調布市内にあるNTT東の研究施設で実証実験を始めた。
実験ではNTT東の技術を活用し、5万~10万匹の食用コオロギを飼育する。

室内の温度や湿度、二酸化炭素の濃度などをセンサーで自動収集するほか、画像認識のAIを使ってコオロギの異常を検知したり、コオロギが食べたえさの量を測ったりして、効率的に育てる方法を探る。
NTT東はベニザケやアコヤガイの養殖にも取り組んでおり、今回の実験に知見を生かす。

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