政府はこの春にも、新型コロナを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針です。
また、「屋内でのマスク着用」についても原則不要とする案が出ています。

既に“脱マスク”を導入している企業を取材しました。


一足先に「屋内で脱マスク」に踏み出した企業があります。それがIT大手の「GMOインターネットグループ」です。

国内の従業員、約6100人を対象に、社内でのマスク着用を「任意」にしました。

マスクを外している社員
「やっぱり表情が見えて仕事ができた方が、コミュニケーションもとりやすい。」

2022年9月の開始当初、マスクを外した従業員は、グループ全体で約3割。

現在は約6割の人がマスクを外して仕事をしているということです。

企業として“脱マスク”を始めるにあたり、社内アンケートをおこなっていました。
「パーティションがあるところならばマスクは不要だと考えるか」と聞いたところ、約6割がマスク不要でいいのではないかという回答。

さらに、新型コロナワクチンの3回接種が従業員の90%に達したこともあって、踏み込んだということです。

ただ細かいルールはあります。
脱マスクOKの場合・・・アクリル板などのパーティションがある場所
脱マスクNGの場合・・・外部からのお客さんと接する場所・適切な距離が取れない場所

さらに基本的な感染症対策として、アルコール消毒・入館時の検温を続けています。

気になる感染者数ですが、9月から取り組みを始めて、大幅な増加はなかったということです。

ーー“脱マスク”の取り組みをして感じたことは?

GMOインターネットグループ 広報 新野貴史氏:
マスクをすることで、これまで結構息苦しさがあったりした。それがなくなったことで非常に集中力が増したとか、
業務効率が上がったとか、そういった声が聞かれます。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/285339?display=1#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3

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