西村康稔経済産業相は20日、日産自動車と仏自動車大手ルノーとの資本関係見直し交渉を巡り、ルノーの日産に対する出資比率の引き下げを容認する旨の書簡を、仏政府から受け取ったことを明らかにした。

 訪問先のスイスで行った記者会見で、「当事者が十分、納得する形で協業が進展することが重要だ」と指摘した。

 ルノーの筆頭株主である仏政府は、過去に出資比率の引き下げに難色を示した経緯がある。容認姿勢が明確になったことで、大詰めを迎える交渉の後押し材料となりそうだ。 

1/20(金) 23:11
時事通信

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