知人を脅して車両を無断で売却したとして、暴力団組員の男ら2人が逮捕されました。

逮捕されたのは、岡山市南区の指定暴力団五代目浅野組進雄会の組員の男(28)と、岡山市中区の建設業の男(23)の2人です。

警察によりますと2人は共謀して、去年10月21日に岡山県南部に住む知人の20代の男性に対して電話で「おめえのせいで金がいるんじゃ。車を査定してけえ」と怒鳴りつけ、この男性の所有する乗用車を売却するための査定を要求。男性が断ったところ「何かばち垂れよんな、くらわしてやろうか、殺してやろうか」などと語気を強めたということです。

さらに男性の車の査定が低額であったことに憤慨し、「事務所に来い、こっちは20万円で売るんじゃ」と伝え、その要求に応じなければ危害を加えるなどど畏怖させ、男性の車両を売却した疑いです。

去年11月に男性からの相談を受けた警察が所要の捜査を行い、きょう(23日)恐喝容疑で逮捕しました。

警察の調べに対して、組員の男は「罪となる行為や(電話の)発信をした覚えはない」と容疑を否認、建設業の男は「被害者に頼まれて車屋に書類を持って行った」だけとし、と恐喝容疑を否認しているということです。

RSK山陽放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdd751388b529e99e0050368bf5a0f52908e3027