昨年度、茨城県内で寄せられた高齢者への虐待に関する相談や通報は694件と
前の年度より9件増えて過去最多となりました。

茨城県によりますと、昨年度、県内の市町村に寄せられた高齢者への虐待に関する相談や通報は
家族などによるものが662件、高齢者施設の職員などによるものが32件の合わせて694件でした。
前の年度より9件増え、平成18年度に統計をとり始めてから最も多くなっています。
このうち実際に虐待があったと判断された件数は、家族などによるものは236件でした。
内訳をみますと、「身体的虐待」が最も多く68%。
次いで、威嚇や侮辱などをする「心理的虐待」が30.3%、「介護などの放棄」が19.3%などとなっています。
虐待をしたのは「息子」が47.9%と半数近くで、「夫」が22.2%、「娘」が9.6%などとなっています。
虐待を受けた高齢者の75%が女性でした。
また、施設の職員などによる虐待が実際にあったと判断されたのは11件で、前の年度より7件増え、これまでで最も多くなりました。

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NHK 01月26日 11時26分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230126/1070019848.html