県内製造業で人材の獲得競争が活発だ。中長期の拡大が見込まれる半導体や、普及が進む電気自動車(EV)の関連などで工場新設や増産計画が相次ぐが、人手が足りないためだ。上場企業などを対象にした信濃毎日新聞の集計では、少なくとも17社が設備投資を進め、具体的になっている増員数は計2千人超。即戦力を求めて中途採用を強化する企業も目立つ。ただ、少子化で労働人口が減っている構造的な問題もあり、各社とも対応に苦慮している。

■半導体やEV関連 相次ぐ増産計画 県内拠点計2000人超増員

 千曲市雨宮の上信越道更埴ジャンクション近くに姿を現し始めた建物。世界的な半導体需要の増加に対応するため…(以下有料版で、残り1272文字)

信濃毎日新聞 2023/01/29 20:05
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023012900081