ゼレンスキー大統領 長距離ミサイルを米国に要求 テレ朝01/29
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000285295.html

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍のミサイル攻撃を阻止するためにはアメリカの長距離地対地ミサイルの供与が必要だと訴えました。
 ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「ウクライナには、長距離ミサイルが必要です。ロシアが前線から離れた所にミサイル発射台を設置し、ウクライナを攻撃するのを阻止するためです」
 ゼレンスキー大統領は28日朝にも東部ドネツク州の住宅にロシア軍によるミサイル攻撃があり、3人が死亡、14人がけがをしたことを明らかにしたうえで、ウクライナがこうしたロシア軍によるミサイル攻撃を防ぐには、ロシア側の発射地点まで届く長距離の地対地ミサイル「ATACMS」の供与が必要だと訴えました。
 ロシア軍のミサイルが戦闘の最前線からではなく、前線部隊の後方から発射されていることからより遠くまで飛ぶミサイルの提供を求めています。
 アメリカは高機動ロケット砲システム「ハイマース」をウクライナに提供していますが、ロシア本土への攻撃を警戒するロシアを刺激しないように「ATACMS」の供与にはこれまで応じていません。


ATACMSミサイルの供与を要求 ドニプロのアパート住民ら AP通信1/18
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7da1fee308a8d4cf216ea2801b1a7895ca8c108
ロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナ中部ドニプロペトロウシク州の州都ドニプロにある集合住宅の犠牲者は、少なくとも子ども6人を含む45人に上ったことが、同国非常事態庁の調べで分かった。
 ミサイルの直撃で一部が大きく崩れ落ちたアパートの現場では1月17日、「長距離ミサイルを」などと書かれたプラカードを手にした住民が集まり、市民の生命を守るため、ミサイルシステムの供与を国際社会に訴えた。
 地域のエコ活動家氏によると、この集会は前日、近隣のメッセージンググループでまとまったといい、米国製のATACMSミサイルシステムなどの供与を要求している。
 米国製の通常弾頭付き地対地ミサイルは、飛来するミサイルを迎撃するのではなく、その長射程,高精度を利用して,高機動ロケット砲システム(HIMARS)などから発射して、戦線後方の敵陣地,補給部隊,交通機関などを攻撃可能だといわれている。