JR旭川駅で、知人男性を殺害した罪に問われているベトナム人の男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。

検察は、動機について「性的暴行を受けた恨み」と指摘しました。

起訴状などによりますと、旭川の元技能実習生、グエン・ゴック・トゥン被告は去年2月、JR旭川駅で、知人のベトナム人男性、タン・ヴァン・ギアさんの首などを包丁で突き刺し、殺害した罪に問われています。

初公判でトゥン被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察は「ギアさんから性的暴行を受け、怒りや恨みをつのらせた」と犯行の動機を説明しました。

一方、弁護側は「動機によって罪の重さは異なる。くむべき事情が大きい」として情状酌量を求めました。

判決は来月13日に言い渡されます。


1月31日(火)「今日ドキッ!」午後5時台

TBS2023年1月31日(火) 21:02
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