【ベルリンAFP時事】
ドイツ南部インゴルシュタットで昨年8月、女性の遺体が見つかった事件が再び注目を集めている。容疑者の女は被害者とうり二つ。警察当局は30日、女が自らの死を偽装するため、ソーシャルメディアでよく似た女性を探して誘い出し、殺害したと明らかにした。

被害者の遺体は、車中で複数の刺し傷を負った状態で発見された。警察は当初、車の所有者と見ていたが、その後「極めてよく似た」別人だと判明。23歳の男女が逮捕された。

南ドイツ新聞によれば、女は美容師で、インスタグラムを通じ化粧品を提供すると偽って被害者をおびき出した。同紙は女と被害者について、共に「茶色の長い髪で、肌は浅黒かった」と報じている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023020100163&g=int