ソニーグループは2日、2023年3月期の連結営業利益(国際会計基準)が前期比2%減の1兆1800億円になりそうだと発表した。4%減の1兆1600億円としていた従来予想から200億円引き上げた。映画分野や半導体分野などの売上高見通しを下方修正したものの、ゲーム&ネットワークサービス分野の増益が押し上げた。

23年3月期の売上高は前期比16%増の11兆5000億円と従来予想から1000億円引き下げた。純利益は1%減の8700億円と従来予想から300億円引き上げた。修正後の営業利益は市場予想平均(QUICKコンセンサス、1兆1819億円)とほぼ同水準だった。未定としていた期末配当は40円とし、前期末の35円から5円増やす。

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