2023年2月6日 14時03分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/229614
 マッチングアプリで知り合った女性に性的暴行をしたとして、強制性交の罪に問われた自民党滋賀県連の前事務局長小島雄一郎被告(44)に、京都地裁(川上宏裁判長)は6日、懲役4年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

 起訴状などによると、小島被告は2021年2月3日、滋賀県内の駐車場に止めた乗用車内で「裸で外に出したろか」と女性を脅し、暴行したとされる。弁護側は「合意があった」として無罪を主張していた。

 川上裁判長は判決理由で「被害者は外部との連絡を絶たれる中で、無事に帰るために性交に応じた。性交する意思は全くなかった」と述べた。

 県連は21年9月、小島被告を懲戒解雇とした。




・逮捕時の記事
自民党滋賀県連事務局長を強制性交容疑で逮捕 京都府警
2021/8/3 20:58
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP836KH8P83PLZB00K.html

 京都府警は3日、自民党滋賀県連事務局長の小島雄一郎容疑者(43)=滋賀県栗東市=を強制性交等や窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「合意の上の出来事だと思っている」と供述しているという。

 伏見署によると、逮捕容疑は2月3日夜、京都市伏見区の飲食店駐車場で当時高校生だった女性(19)を車に連れ込み、滋賀県草津市で性的暴行を加えたというもの。車内で女性の財布から現金約2万5千円を奪った疑いもある。

 県連の川島隆二幹事長は取材に対し「事実なら、相手に対して申し訳ない、では済まない。本人から話を聞いたうえで、厳正に対応する」と話した。