広島市を中心に、山口県柳井市から広島県三原市にかけての圏域経済活性化などを目指す協議会が10日、岩国市で開かれた。

 協議会は、柳井市から広島県三原市までの山口・広島・島根3県の28市町で構成され、会合には各市長・町長らが集まった。

(岩国市 福田市長)
「近々G7が広島で開催、世界からこの都市圏が注目されるので、これを契機に魅力を世界に発信することも大事」

 現在、このエリアの人口は約240万人だが、2050年には200万人を割り込むと推計されている。

 協議会ではエリア人口「200万人以上」の維持や圏域内での経済活性化を目指していて、市町をめぐるスタンプラリーや特産品の共同販売などについて継続して取り組んでいくことを確認した。

 このほか協議会ではプロ野球・広島東洋カープの2軍本拠地=由宇練習場(岩国)と周辺市町を巡るバスツアーを行っていて、来年度も圏域内の市民を対象に実施する。

 今回ホスト役を務めた岩国市は、消防や災害調査用に無人航空機(ドローン)を導入したことを紹介し、デジタル化への取り組みを報告した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c4dcf9af9b835ef12eb61a093bdbe17f718cacd