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JR西、自動列車停止装置の設定ミス 機関車11両、カーブで設定速度超過の恐れ

2023/2/10 22:22 神戸新聞NEXT

 JR西日本は10日、保有する機関車11両の自動列車停止装置(ATS)の設定に誤りがあり、2011年から10年以上にわたり、カーブで設定速度を超えて運転できる状態だったと発表した。ATSは05年の尼崎JR脱線事故の現場カーブに未設置で、再発防止に向けて増設された。実際の速度超過や事故の記録は残っていないという。

 JR西によると、誤りがあったのは列車の運行頻度の高い区間で使うATS-P。京阪神の大都市周辺のカーブ245カ所に設置され、うち神戸線や宝塚線を含む145カ所で本来の設定時速を5~30キロ超過して走行できる状態だった。


車両はEF655両とEF811両、DD515両。15年に廃止された大阪-札幌間の寝台特急「トワイライトエクスプレス」や「サロンカーなにわ」「日本海」の特急にも使われた。

 複線化工事が進む奈良線で今年1月、機関車の試運転時にミスが判明した。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202302/0016040868.shtml