兵庫県三田市小野の千丈寺湖(青野ダム)でコンクリートに詰められた男性の白骨が見つかった死体遺棄事件は
14日で12年となった。男性の身元は分かっておらず、県警捜査1課と三田署は新たに3D映像を使った複顔像を公開。情報提供を募っている。

2011年2月14日午前10時45分ごろ、湖畔で釣りをしていた男子高校生がコンクリート詰めの頭蓋骨を水際で発見。
当時は雨不足で湖底が見えるほど干上がっていた。その後、頸椎(けいつい)や左足首の骨も付近から見つかった。

 司法解剖などの結果、遺体は30~40代(1962年ごろから73年ごろまでの生まれ)とみられる男性で、身長145~165センチ。
血液型はAB型。死後1~5年が経過していたことが分かった。
「歯並びが非常に悪く、治療もあまりしていない」との特徴もあった。



神戸新聞 2023/02/14 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/202302/0016048772.shtml