キヤノンITソリューションズ(株)は2月13日、セキュリティソフト「ESET」シリーズに含まれる「セキュアーブラウザー」機能に問題があることを明らかにした。Webブラウザーを起動後しばらくすると、Webブラウザーがクラッシュして終了する現象が発生しているという。

 同社によると、この現象は以下のWebブラウザーで確認されている。

Microsoft Edge 110
Google Chrome 110

 「ESET インターネット セキュリティ」(まるごと安心パックを含む)や「ESET スマート セキュリティ プレミアム」などの個人向け製品だけでなく、法人向け製品にも影響が広がっている。

ESET Smart Security Premium
ESET Internet Security
ESET Endpoint Security

 現在、同社は問題の原因を調査中。一時的な回避策として、以下の方法が案内されている。

「すべてのブラウザーを保護」を有効にし、OSを再起動(「ESET Endpoint Security V9」以前では不要)
「保護されたWebサイトリダイレクトを有効にする」を無効にする
「セキュアブラウザーを有効にする」を無効にし、OSを再起動

Impress
2023年2月14日 10:36
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1478347.html