※2/15(水) 9:10配信
みんかぶマガジン

 秘書官だけはオールスター。実力派官僚たちを登用し、一時は岸田文雄首相の意気込みの表れと評価された岸田首相秘書官。だが、長男・翔太郎氏の起用で物議を醸したのに続き、今度は翔太郎氏の教育係とも目される側近秘書官が、性的少数者や同性婚について差別発言をして更迭される、極めて異例の事態が発生した。

オフレコの記者懇談会で「LGBTヘイト」を露呈…事態を重く見た毎日が “掟破り” 報道
 荒井勝喜首相秘書官(当時)は、オフレコの記者懇談会の場で、性的少数者や同性婚について「隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」「見るのも嫌だ」「秘書官室もみんな反対する」「同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」と発言した。首相秘書官によるオフレコでの発言は「官邸筋によれば」や「政府高官は…」などと、報じられるときも名前を伏せて行われるのが一般的であるから、実名入りで報じられたのは極めて異例のことだ。

 とはいえ、そのオフレコ発言は、実名入りのメモとなって永田町、霞が関を駆け巡るので、本当の意味でのオフレコなど日本には存在していない。それを知らないはずのない荒井元秘書官は、自分がしたLGBTヘイト発言が問題にならないと信じて疑わなかったのだろうが、あまりにワキが甘い。

 オフレコ前提であるはずの、この発言をリークしたのは毎日新聞だった。毎日新聞(2月4日)は、オフレコであるはずの荒井元秘書官の発言を報道した経緯について、こう述べている。

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce7499e3bec7a32fb2cd15da0613d76d34824201