警察庁の露木康浩長官は16日の定例記者会見で、安倍晋三元首相銃撃事件の捜査終結を受け「民主主義の根幹である選挙が行われる中で敢行された卑劣な蛮行だ」と述べた。事件の教訓として、要人警護などを強化し、再発防止策を講じる考えを示した。

 露木長官は警察が警護する中で銃撃を許したことを「痛恨の極み」とし、「二度と起こらないように、全国の都道府県警を挙げて警護の刷新に取り組んでいく」と説明した。

共同通信
2023/02/16 12:47 (JST)
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