成田空港に反対するグループが、空港の土地に設置したやぐらや看板などを撤去する強制執行で機動隊員を暴行したなどとして、男3人が公務執行妨害の疑いで逮捕されました。

成田空港の用地内で15日の夜から16日にかけ、空港反対派のグループが設置するやぐらや看板などの撤去作業が行われ、千葉県警の機動隊員と反対グループがもみ合いとなりました。

その際、機動隊員に暴行を加えるなどして公務執行を妨害したとして、警察はいずれも氏名や年齢不詳の男3人を現行犯逮捕しました。

警察によりますと、3人のうち2人はやぐらに乗って、1人は金属製の鎖を振り回し、機動隊の男性警部補（48）の盾をたたき、もう1人は懐中電灯で機動隊の男性巡査部長（38）の持つ盾を5、6回たたいた疑いがもたれています。

3人は過激派の活動家とみられていて、1人は「弁解はありません」と供述し、2人は黙秘しているということです。

TBSテレビ
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