三菱自動車は2023年2月16日、軽商用電気自動車(EV)「ミニキャブ ミーブ」を、2024年からインドネシアの生産合弁会社ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)で生産すると発表した。

三菱ミニキャブ ミーブは、2011年12月に発売された軽商用EVである。2021年3月末に一度生産を終えたが、日本においても各方面で脱炭素化の取り組みが加速したことから、2022年11月に販売が再開された。

今回、インドネシアでミニキャブ ミーブの生産を請け負うこととなったMMKIは、西ジャワ州ブカシ県に位置する工場であり、現在は約3300人(2023年1月時点)の従業員が「パジェロスポーツ」「エクスパンダー」「エクスパンダー クロス」の生産を行っている。

ミニキャブ ミーブの海外生産は今回が初のケースとなる。三菱自動車の加藤隆雄社長はこの決定について、「ASEANにおけるEVへのニーズの高まりに応えるため、海外初の現地生産を決定した。インドネシアの自動車産業の発展を後押しするとともに、同国の環境への取り組みにも貢献していきたい」と述べている。(webCG)

2023.02.16
https://www.webcg.net/articles/-/47806

インドネシア・インターナショナル・モーターショー2023に出展された「ミニキャブ ミーブ」
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