大阪ろうさい病院(堺市北区)は、手術の麻酔などに使う筋弛緩剤(きんしかんざい)200ミリグラムの所在が不明になったと発表した。
大阪府警北堺署と堺市保健所に紛失事案として届け出た。

同院によると1月27日夜に50ミリグラムずつ瓶に入った筋弛緩剤10本を使用した際、内容量が少ない瓶があることに看護師が気付いた。
計測したところ、計200ミリグラム不足していることが判明した。大人12人分の致死量にあたる。瓶は全て未開封で、直前まで鍵付きの保管庫に入れられていたという。

病院関係者への聞き取りなどを行ったが、これまでのところ発見されていない。
担当者は「ご心配をおかけし深くおわびする。管理体制を見直し、再発防止に努める」と話した。


産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/be0bfc2e933a164acdc99eddb9db0218e35aa825
2/17(金) 18:39配信