H3ロケット、打ち上げ0.4秒前にトラブル 3月までに再トライへ

打ち上げ予定時刻は、午前10時37分55秒に設定されていた。カウントダウンが始まり、打ち上げ6・3秒前に主エンジン「LE9」に着火。0・4秒前にLE9を補助する固体ロケットブースター2本にも着火しH3ロケットが打ち上がるはずだったが、2本とも着火せず、上昇しなかった。

JAXAによると、LE9の着火後、ロケットの第1段の下部にある制御用機器が電子機器の異常を検知し、固体ロケットブースターに着火の信号が送られなかったという。電子機器は、主エンジンのノズルの向きの制御用や、バルブの動作用など多数ある。どの機器でどのような異常が検知されたのか調べる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38bf00061501a9ce039eec644f135e277432f551