80代の親が50代の子どもの生活を支える、いわゆる8050問題。ますます高齢化が進み、いまや9060の家庭も珍しくない。
親亡き後のひきこもりの子どものお金対策はどうすればいいのか? 「働けない子どものお金を考える会」代表
ファイナンシャルプランナー畠中雅子さんに解説いただいた。

●一生働けないことを想定する
「働けない子どものお金を考える会」は、ひきこもり、ニート、あるいは障がいをお持ちのお子さんを抱えるご家族の
生活設計を考える、ファイナンシャルプランナーの集まりです。
『サバイバルプラン=長期的な生活設計』を立てて、アドバイスしています。

私自身、この活動をスタートさせたのは、1992年くらいなんですが、その当時はお子さんのひきこもりで悩む親御さんに対して
親が亡くなった後の子どもの生活設計についてのセミナーや講演をすると、「縁起でもないことを言うな」とクレームを受けることもありました。
その頃はまだ、親御さんは60代から70代くらいで、お子さんも30代後半や40代くらいだったので、まだお子さんが働くことを
諦めていない方が多く、ご自身が亡くなった後の備えなんて考えられないという感じだったんです。

ですが、ひきこもりについては社会問題として大きく扱われるようになり、ひきこもりのお子さんの高齢化が進み
いわゆる8050問題が浮き彫りになってからは、ご相談件数が年々増えていっています。
ご家庭の事情に合わせてアドバイスさせていただいますが、まずはひきこもりの子どもが正規の仕事に就いて自立することは
現実的ではないことを覚悟いただくのが大切です。
「働くべき」「ほかの子と同じように」という考え方を変えて、子どもの生涯にわたり、親の経済的支援を必要とすることと考えていただきたいのです。
その上で、子どもがひとり残されたときのお金や生活面、手続きなどのサポートについて体制を整える必要があります。

資産の整理、住まいの確保を優先に
働けない子どもの将来のライフプランとして親がすべきことや整理すべきことは、
① 資産の整理
② お子さんの住居
③ 兄弟姉妹との話し合い
④ 生活面のサポート
です。

まずは資産の整理。
これは親が平均寿命まで生きた場合、子どもが一生働けないことを前提に、自分たちの資産、不動産など
どれくらい子どもに残せそうなのか計算することです。
具体的には1年間の収支を計算したり、自分たちが持っている金融資産の棚卸しをしたり、不動産をお持ちなら
売却価格を調べたりしましょう。
そうすることで漠然とした不安を「見える化」することができます。

親の資産だけで足りないとわかれば、子どもに
「月●万円収入がないと●歳のとき資産が底をつく」と具体的に経済状況を説明でき、どう補うのかを考えられます。
例えば月5万円くらい稼げばいいと具体的にわかれば、子どもが今後仕事に就く場合の心理的なハードルは下がりますし
仕事も探しやすくなります。

つづきはそーすで
ヤフーニュース(集英社オンライン) 2/16(木) 11:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e355d4648fb3d7f6db71156fbdf3bb09e2d8615e

★1が立った時間 2023/02/17(金) 10:40:50.80
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