読売新聞2023/02/18 17:18
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230217-OYT1T50091/

交通規制の看板に紙を貼り付けて先月逮捕された元長野県小布施町職員の男(51)(小布施町)について、町内の電柱にも同様の紙を貼ったとして、県警は近く、町の屋外広告物条例違反の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。

男は昨年6月、同町で開かれたマラソンイベントの 迂回うかい 路の案内看板に岸田政権を批判する内容を記した紙を貼り付け、規制日時などを隠して認識不能な状態にしたとして、器物損壊容疑で逮捕された。先月31日、長野区検に処分保留で釈放され、「自己都合」で町職員を退職した。

町内では同様の被害が複数確認されており、県警が余罪を調べていた。捜査関係者によると、このうち政権批判の紙を電柱に貼り付けた事実が、景観を保全する目的で制定された同条例に抵触すると判断した。容疑を認めているという。

一方、山梨県警は16日、同県の長崎幸太郎知事らに脅迫文を送ったとして、男を脅迫の疑いで逮捕した。

発表などによると、男は昨年1月27日頃と3月1日頃、長崎知事や複数の同県幹部職員に対し、県の新型コロナウイルスのワクチン接種を批判する内容の脅迫文書とカッターナイフの刃を入れた封書を郵送して脅迫した疑い。容疑を認めているという。

長崎知事は「脅迫や暴力で自らの主張を押し通そうとする卑劣極まりない行為で、県庁職員を危険にさらし許しがたい」とのコメントを発表した。

男は今月10日、読売新聞の取材に対し、「特にお話しできることがございません」と話した。

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