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今日午前11時過ぎ、長崎県長崎市の三菱重工業長崎造船所の敷地内の工場で、爆発音がしました。

警察と消防によりますと、午前11時24分に、三菱重工業 長崎造船所 立神工場から「工場内で爆発があり、一人ケガをしている」と通報があったということです。
消防が救助活動を行い、従業員とみられる50代の男性を救助しましたが、意識不明の重体で、長崎市内の病院に搬送されましたが、午後1時前に死亡が確認されたということです。

近隣の住民は「何か大砲がドーンってするようなすごい音だった。滅多に聞かないから、そんな音は。
だからおかしいね、何の音だったんだろうと思って覗いたけど、煙も何も出てないし。1回で終わった」と話しています。

三菱重工業の広報は「爆発があったのは午前11時10分頃で、“艦艇エリア”のガス設備が、何らかの原因で爆発したとみられる」と話しています。

また、爆発原因について造船所の元幹部は「驚いている。場所的に自衛隊の護衛艦の新造ブロック。塗料のなどが周りの溶接の火などに引火して爆発したのではないか?
爆発するのは、塗料として使うシンナーと溶接用のガスボンベしかない。
通常はそうならないように換気をしている」と話しています。

関係者によりますと、このエリアで建造していたのは、『もがみ型護衛艦』と見られています。

造船所「男性従業員が倒れている」連絡で救助要請した
きょう午後1時過ぎ、長崎造船所の玄関前で、西本 憲司 総務部 総務第六第グループ長が事故について説明しました。

長崎造船所の説明によりますと、「午前11時10分頃、建造中の船の一部である“ブロック”の総合組み立て場で『男性1人が倒れている』との連絡があり、消防に救急要請をした。
倒れていたのはパートナー会社の男性従業員で、近くにいる作業員がAEDを使って対応をした。
男性従業員がどのような作業をしていたのかなどは、現在 確認中。
どんな船を作っていたのかは、お客様のこともあり言えない」としています。

また、西本 総務 第六グループ長は「被害に遭われた方の早い回復を祈っている。周辺地域にも迷惑をかけ申し訳ない」と話しています。

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地図中13の「総合組み立て場」で事故が起きた