【ワシントン共同】バイデン米大統領は24日、ロシアとウクライナに停戦を促した中国の仲裁案は「ロシア以外の誰も利することはない」と批判した。ウクライナの求めに応じてF16戦闘機を供与することは「今はない」と否定した一方、将来の可能性に含みを持たせた。ABCテレビのインタビューで語った。

 ブリンケン国務長官は24日、安易に停戦に応じればロシアが態勢を整え、再び侵攻する恐れがあるとの懸念を示した。

 中国偵察気球の米上空通過に関しバイデン氏は、習近平国家主席が知らなかった可能性があると指摘した。米中軍事分野の高官対話が途絶えている現状を憂慮し「直接対話があるべきだ」と訴えた。

共同通信 23/02/25 10時59分
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