ゼレンスキー氏、戦闘機供与を改めて要請 露ドローン攻撃で5人死傷
産経2023/2/28 09:54
https://www.sankei.com/article/20230228-AXS4DNFC4JKRVBGCD6OZZJKYPI/

ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は2月27日のビデオ声明で、
同日に露軍の自爆ドローン(無人機)攻撃があり、飛来した14機のうち11機を撃墜したものの、
一部が西部フメリニツキー州に着弾し、消防隊員2人が死亡、3人が負傷したと明らかにした。
ゼレンスキー氏は
「これこそが、われわれが戦闘機を求める理由だ。防空システムは戦闘機の支援があって初めて完成する」
と述べ、米欧諸国に戦闘機の供与を改めて求めた。

ゼレンスキー氏やフメリニツキー州当局によると、露軍は同日未明、州都フメリニツキー市をドローン攻撃。
1機が着弾し、消火活動中だった消防隊に別の1機が突入した。

ウクライナは以前から米欧に戦闘機の供与を要請しているが、
米欧は整備や操縦訓練の難しさなどを理由に、供与に慎重姿勢を示している。

一方、ペスコフ露大統領報道官は、28日に親政権紙イズベスチヤ(電子版)が配信したインタビューで、
ロシアにとって従来は「仮想敵」に過ぎなかった北大西洋条約機構(NATO)が
「ウクライナに軍事支援を開始した時点から実際の敵になった」と主張した。 
インタビューでペスコフ氏は、ウクライナでの軍事作戦は
従来の米欧中心の世界秩序から「多極的な世界秩序」への移行プロセスだと主張。
「多くの国はロシアがその先陣を切っていると考えており、ロシアと見方を共有している」
とも述べ、ウクライナ侵略を改めて正当化した。


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