「男性がおごって当然」派はもはや少数派?

 まず最初に書いておきたいのだが、筆者は「初デートでは男性におごってもらって当然だ」と思っている女性をほとんど見たことがない。「おごってもらえたらうれしい」「結果的におごってもらえたらその際は感謝する」程度はあるかもしれないが、「当然」とか「おごってくれない男性は恋愛対象外」といった意見を聞いたことがない。

 もちろんこれは、筆者の半径5メートル以内での観察であるので、世の中には「おごって当然」の女性も実際にいるのだろう。ただ、令和の日本ではどちらかというと「当然」派の方が少ないのではないかと感じる。

(中略)

女性はデートの準備にお金と時間をかけているという一部のインフルエンサー女性の発言を受けて、サンドラ氏はこう書いている。

 「そんなドイツではデートのために女性が2時間かけて化粧をすることはまずありません。デート前に美容室に行くというのもあまり聞いたことがありません。もちろん普段よりも気合は入りますが、日本のようにデートのたびに準備の段階で札束が飛んでいくような状況になることはあまり一般的ではありません」

 日本でも、デートのために2時間かけて化粧をする女性は、多数派とは言えないのではないか。統計がないのではっきりしたことは言えないし、ドイツよりも日本の方が女性がメイクや身なりに気を使わなければいけない風潮はあるかもしれないが、「2時間化粧」「デート前美容室」「デート準備段階で札束が飛ぶ」を一般的な日本人女性像かのように捉えられるのは違和感しかない。


全文はソースで
Yahoo(ダイヤモンドオンライン)3/3(金) 6:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c28a1f472b782bdd750a6464dec36cf08e7d1468