去年8月、浜松市の商業施設の駐車場で70代の夫婦を車ではね、死傷させた罪に問われた女に、静岡地裁浜松支部は3日、禁錮2年6カ月・執行猶予5年の判決を言い渡しました。

 判決などによりますと、浜松市の73歳の無職の女は去年8月、プレ葉ウォーク浜北の駐車場で、駐車しようとしてブレーキとアクセルを踏み間違えて車を暴走させ、70代の夫婦をはねて死傷させました。

 地裁浜松支部の大村泰平裁判官は判決で、「運転の初歩的な注意義務に違反した過失は大きい」と指摘した一方で、被告が「一生かけて罪を償うことを誓っている」として、禁錮2年6カ月・執行猶予5年の判決を言い渡しました。

 大村裁判官は最後に「被害者・遺族は今後も事故は終わらない。今できることを考えてください」と話しました。

静岡朝日テレビ

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