大和の旋盤展示の新施設オープン

https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20230305/4000021475.html
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戦艦大和の主砲を削り出すために使われていたとされる大型の旋盤を展示する新しい施設が広島県呉市にオープンしました。

新しい施設は呉市の大和ミュージアムの敷地内に設けられたもので、5日はオープンを記念して式典が行われました。
この中で呉市の新原芳明市長は「多くの方に来てもらいたい。世界中の人に胸を張って、
ユニークな展示がされている博物館だと伝えたい」とあいさつしました。
新しい施設には長さがおよそ16メートル、高さがおよそ4メートル、重さが160トンほどの大型の旋盤が展示されています。
この旋盤は、昭和13年に旧日本海軍がドイツから輸入したもので、当時、世界最大級だった

戦艦大和の口径46センチの主砲を削り出すために用いられたとされています。

式典の後からは一般公開が始まり、訪れた多くの人たちが並んで旋盤の写真を撮ったり観察したりしていました。
市内から訪れた20代の女性は、「思ったよりも大きくて迫力があり、
近くで見ることができる点が『いいな』と思いました。呉市民として誇らしいです」と話していました。
大和ミュージアムの戸※ダカ一成館長は「旋盤のスケール感を実体験してもらうとともに、
日本の造船を支えた大きなポイントの1つとして見てもらいたいです」と話していました。
(※ダカは=しごだか)
03/05 15:36