>>771
>>775
よく大阪人は地下鉄モンロー主義を批判するけど、都市部を地下鉄中心にするのは間違ってないことなんだよね。
先進国の都市部は障害物にならない地下鉄中心にするのが理想都市だからね。
しかし大阪はせっかく地下鉄中心にようとしてもJR(国鉄)が環状線を地上に作ってしまい既に台無し。
都市ネットワークに重要な市内環状線をJR(国鉄)に陣取られてしまった。
それも継ぎ接ぎ環状線で他路線も乗り入れ。さらに難波や心斎橋や本町や中之島も通らない使い勝手の悪い意図不明な環状線。
車両基地まで大阪城の隣を占拠して地上を分断。
さらに我の強い私鉄各社が都心の地上をブツ切れ巨大ターミナルで占拠しまくる。障害物のオンパレード。
しかも頭の悪いルサンチマン政治によって市営交通を民営化してしまい、市営交通の無い三流都市になってしまった。
市営モンロー主義は自前のインフラで完結する自立システムであり大都市の財産なのに、どんどん空っぽになっていく。

市営モンロー主義は日本で唯一名古屋が理想的に実現させているんだよね。
名古屋市内の公共交通は地下鉄と市バスの市営交通ネットワークでほとんど網羅して充実した状態。
私鉄やJRに頼らない自立したインフラで成り立つ大都市の理想を実現している。
逆にJRや私鉄をわざわざ使わなくなり、JRや私鉄は郊外や遠方に出るために使うものとなっており、JRや私鉄は田舎者が使う田舎臭いイメージになっている。その感覚こそ洗練された都会の感覚でもある。
名古屋は市営モンロー主義とJRや私鉄が棲み分けして、JRや私鉄のハブの玄関口(名駅)と市営交通の中心のリビング(栄)と役割分担して共存共栄する機能的な先進都市を実現しているのが素晴らしい。